老人ホームとその種類

KIND OF NURSING HOME

有料老人ホームは高いというイメージがあり、「特別養護老人ホーム」を選択される方が大半でしたが、平成17年10月の介護保険法の一部改正によって、特別養護老人ホームの居住費と食費が全額自己負担になったことから双方の費用格差は縮小され、「有料老人ホームを選ぶ」という方も増えてきました。
※藤の蕾壱番館、弐番館は、有料老人ホームの中の住宅型有料老人ホームとなります。

有料老人ホームの種類

有料老人ホームは、老人福祉法の基づき「介護付き」「住宅型」「健康型」の3つのタイプに分けられます。提供するサービス内容や入居者の健康状態により分類されます。制度改正で3つのタイプ以外にも、高齢者専用賃貸住宅が「介護付有料老人ホーム扱い」で認められるようになりました。

point1 介護付き有料老人ホーム
介護付き有料老人ホームとは、介護が必要な高齢者に、施設の職員が24時間常駐して介護サービスを行なう民間事業者が運営する有料老人ホームの事です。ケアマネージャーや理学療法士・栄養士・看護師の配置が義務付けられている為、入居者個々の状態に合わせたサービスを提供することができます。
<提供されるサービス>
見守りや食事・掃除・洗濯の世話・各種レクリエーションから、介護職員や看護職員による入浴・食事・排泄などの介護、機能訓練指導員や生活相談員によるリハビリテーション・カウンセリング、医学管理下でのケアまで様々です。

注意:「特定施設入居者生活介護」(特定施設)の事業所指定を都道府県から受けていなければ、「介護付き」と表示できません。介護付きは、「特定施設入居者生活介護」という介護保険サービスを利用できるので、ホームの事業者と契約をします。

point2 住宅型有料老人ホーム
住宅型有料老人ホームとは、食事などの介護サービスがついた民間事業者が運営する有料老人ホームのことです。施設内に介護スタッフが常駐していない住宅型有料老人ホームの特徴は、介護が必要なときには訪問介護や通所介護などの外部の在宅サービスを利用することで、要介護の状態になっても施設に住み続けられることです。介護保険の限度額を超えると自己負担となりますが、施設を利用しながら通所施設を利用することもできる為、自宅と殆どかわらない生活ができると言えます。
<提供されるサービス>
施設スタッフによる見守り、食事・掃除・洗濯の世話といった生活援助や緊急時の対応の他、外部の介護事業者による入浴や食事の介護、リハビリテーションやカウンセリング等です。

注意:住宅型有料老人ホームは、「特定施設入居者生活保護」を受けていませんので、そのホームのスタッフが介護サービスの提供をすることはありません。住宅型は、住宅の賃貸契約と介護保険サービスの契約が別々になり、介護が必要になれば、外部の介護保険事業者から介護保険サービスを受けることになります。

point3 健康型有料老人ホーム
介護の必要がない、自立した生活が送れる高齢者を対象とした民間事業者が運営する施設です。介護は必要ないけれど、一人暮らしに不安があったり、自立した老後を多くの仲間と楽しみたい高齢者の方が入居しています。健康型の有料老人ホームは、食事や日常生活に必要なサービスは提供してくれますが、介護が必要となった場合は、契約を解除して退去して、介護付きの施設へ転居しなければなりません。
<提供されるサービス>
施設スタッフによる見守り、食事・掃除・洗濯の世話、緊急時の対応などです。

<介護付きと住宅型の違い>
介護付き有料老人ホーム(特定施設入居者生活介護)は施設入所で施設のケアマネがケアプランを作成し、その施設の職員が介護等を提供します。車椅子のような介護に必要なものは介護保険に含まれているとして施設が用意します。基本的には要介護度によって定率の料金ですから居宅にいた時よりも手厚い介護が受けられます。機能訓練士も施設に配置されていますので必要と認められれば別途料金は請求されません。(特定はおむつは含まれないので別途負担です)
住宅型は居宅サービスを使います。居宅介護支援事業所と契約し居宅介護支援事業所のケアマネが居宅介護計画を作成します。サービスは外部の事業者と契約を結び訪問介護計画が作成され提供時間を決めて訪問介護が行われます。使うサービスや事業所ごとに契約が必要になります。居宅介護ですから、車椅子などの介護に必要なものは福祉用具事業者からレンタルします。要介護度が高い人(介護に手がかかる)程、料金がかかり、こちらは使えば使った分(基本1割負担分)を請求されます。要介護度によって使えるサービスの限度があり、オーバーした分は自己負担です(通常は限度額内で提供します)居宅ですからおむつは当然実費です。
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