リバースモーゲージその後

カテゴリー:

こんにちは!住宅型有料老人ホーム藤の蕾、事務局の中村です。
さて、2年前に資金調達の方法としてご紹介しました「リバースモーゲッジ」について、追加のご案内です。

実は、私もリバースモージを検討していて、銀行へ不明な点を確認したのです。
リバースモーゲージとは、自分(契約者)が保有している不動産を担保にして、年金のような形で毎月の生活資金を受け、住み慣れた自宅を手放さずに、そのまま住みながら生活資金を受け取れるという制度で、最大の特徴は、生きている間に返済する義務はなく、本人が死亡した時点で担保となっていた自宅を売却して清算するため、生前に自宅を手放さなくとも良いという事です。

ここで、確認しておかなければならない重要な問題が、配偶者問題です。
契約者がリバースモーゲージを契約し亡くなった場合に、自宅に残された配偶者はどうなるのでしょう?自宅を売却しては住む家が無くなってしまうのでは?と不安です。
西日本シティ銀行のリバースモーゲージ「輝く明日へ」では、サイトには配偶者問題に関する記載がありませんでしたので、電話で確認すると、契約者が死亡した時点から3ヶ月以内に、゛引継ぎ゛の意思表示をすることが条件との事でした。
そもそも、現金収入が少ない高齢者世帯で残された配偶者が住む家がなくなるにも係わらず゛自宅を売却して良い゛という選択を行なう訳けがありません。このような条件を付けるのは、銀行が配偶者への引き継ぎは止めて、なるべく早く売却して回収したいという思惑が私には感じられます。
福岡銀行のリバースモーゲージ「もっとライフ」では、サイトには、契約者が死亡した場合でも配偶者へ契約を引き継ぐことできるため、配偶者の方は住宅を失うことなく生涯を全うすることができると記載されてありますので、少し安心ですが、その条件は何なのかは詳細に確認することが必要です。
一部の銀行では、契約者が亡くなった後、3年以内に配偶者は全額返済、または担保物件である家を売却して返済にあてなければならないというところもあるようです。

多くの銀行のリバースモーゲージでは、どちらかが先に亡くなった後も契約は引き継ぐことができますとなっていますが、その際に条件があるのか?ないのか?どんな条件なのか?を必ず確認することが必要です。
日本人は女性の方が平均寿命も長く、ご主人が先になくなって奥さんが残されるケースが多いのが現状です。配偶者の引き継ぎに条件が必要になるのであれば、リバースモーゲージの利用は進まないでしょう。現状では、住む家がなくなる危険をおかしてまで、リバースモーゲージを利用するメリットはありません。
配偶者の問題は、事前によく確認してから商品を選んだほうがよいでしょう。
ちなみに、私は、西日本シティ銀行の条件(意思表示)には同意できず、申込みは保留としました。