゛食事を楽しむ゛刻まない介護食

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こんにちは!住宅型有料老人ホーム藤の蕾事務局の中村です。
さて、今回は、介護食について新たな取り組みをご紹介します。
日清医療食品株式会社(本社:東京都)が、農学博士・管理栄養士の黒田留美子先生が考案した「黒田式高齢者ソフト食」を当社セントラルキッチン「モバイルプラス」の技術により介護の現場で簡単に提供できるよう開発した、“食事を楽しむ”ことができる新介護食「モバイルプラスやわら御膳」の提供を2016年11月より開始すると発表、12月以降、関西地区から順次、導入を開始する予定との事。
これまでの介護食の主流は、ペーストを混ぜ合わせた「ミキサー食」や、食材を細かく刻んだ「刻み食」。見栄えの悪さや食べにくさなどから食事量が減りがちで、刻み食は食べる際に気管に入ってせき込むこともあり、誤嚥性肺炎を起こすリスクが高いことが指摘されています。
管理栄養士の黒田留美子さんは、油や卵などのつなぎ食材をつかう、繊維を断ち切るように野菜を切る等、調理法を工夫することで、歯ぐきで押しつぶせる硬さながら、見た目は普通食と変わらない「高齢者ソフト食」を完成させたのが、食事をかむ力が弱い高齢者でもおいしく食べられる、新しい介護食「モバイルプラスやわら御膳」です。

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(引用:日清医療食品株式会社HPより)
今回開発した「モバイルプラスやわら御膳」は、調理法の工夫や各種測定による数値化により、安全に配慮された“刻まない”高齢者食「黒田式ソフト食」の理論を用い、噛むこと、飲み込むことが難しくなった高齢者にも、安全かつ見た目に美しく、味もおいしい料理が提供できる新しい介護食です。物性の測定を重ね検証された値に基づき、安全性の証明された食事を安定的に提供することができる「黒田式高齢者ソフト食」。その理論に基づき、「硬さ・付着性(粘り具合)・凝集性(まとまりやすさ)」を独自で計測、黒田式のフードスケール(数値)と照合することで、「安全性を見える」化しています。

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(引用:日清医療食品株式会社HPより)
食事は、栄養摂取だけが目的ではありません。楽しくおいしく食べれることが大切です。
料理の味と共に、見た目や盛り付け、食器や食事場所の雰囲気も含めて「食事を楽しむ」ことが一番です。